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クラシックが流れる麻浦

Posted September. 05, 2019 07:35,   

Updated September. 05, 2019 07:35

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公演会場、湖公園、教会、学校、銭湯まで。世界の観光客が詰めかける秋の麻浦(マポ)がクラシックの秋光のハーモニーで染まる。今年で4回目を迎え、10月24日まで続くソウル麻浦文化財団「M-PATクラシック」祭だ。

今年から「ノーショー」を防ぐために、ほとんどの公演で3000ウォン以上の入場料を設定しているが、無料公演も盛りだくさんだ。28日午後5時、望遠洞(マンウォンドン)のソウルハム公園では、米8軍軍楽隊が公演を繰り広げる。10月15日午後7時半には、阿峴洞(アヒョンドン)サンソン教会で三つのオペラのハイライトを披露する「モーツァルトオペラの物語」の公演が開かれる。10月18日、かつての銭湯を改造した阿峴洞複合文化空間「ヘンファ湯」で、バイオリニスト・パク・スヒョンとピアニスト・パク・ジンヒョンのデュオステージが行われる。このほか、弘益(ホンイク)大学前のクラブやゲストハウス、麻浦アートセンターなどで行われる有料公演まで、多様なジャンルを網羅した70以上のステージが繰り広げられる。

今年、最も注目を集める舞台は、上岩洞(サンアムドン)ワールドカップ公園の水辺舞台で三番目に公演する屋外オペラ「魔笛」。イ・フェス演出で、ソプラノ・イ・ユンジョン、テノール・キム・ソンヒョン、バリトン・キム・ジョンピョなどが主演を演じる。屋外で活かせるファンタジー的要素を強調して、家族連れでも気軽に楽しめるように100分の長さに編集した。客席2000席を用意した有料公演(3000ウォン)で、6日と7日午後8時に公演を行う。

屋外オペラは、悪天候により邪魔されることが多い。台風13号の北上ニュースも聞こえてくる。麻浦文化財団側は、「激しい雨が降れば、ピアノ伴奏で公演を進めたり、室内公演会場でコンサート形式の公演を行うことを検討している」とし、「会場への出発前に、M-PATホームページの公知を参考にしてほしい」と要請している。ホームページ(www.m-pat.kr)、お問い合わせは02-3274-8600まで。


ユ・ユンジョン記者 gustav@donga.com