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韓国独立運動、世界史の観点で再照明

Posted June. 27, 2019 08:58,   

Updated June. 27, 2019 08:58

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韓国とフランスの韓国独立運動史の学者の会である韓仏独立運動史学会「リベルタス(LIBERTAS)」が、大韓民国臨時政府樹立と3・1運動100年を記念して、26、27日(現地時間)にフランスのパリ第7大学(パリ・ディドロ大学)で国際学術大会を開く。

今回の学術大会は、「韓国独立運動と欧州:第1次世界大戦終戦直後の弱小民族の独立運動比較」をテーマに、第一次世界大戦前後の世界史の流れの中の韓国独立運動の歴史を扱う。韓国、フランスだけでなく、カナダ、ロシアの韓国学者や近現代史の学者も参加する。

韓国学者の発表では、張錫興(チャン・ソクフン)国民大学教授の「パリ講和会議と弱小民族の請願書」、イ・チャンギュ・パリ第7大学博士の「パリ講和会議と金奎植(キム・ギュシク)の活動」、韓哲昊(ハン・チョルホ)東国(トングク)大学教授の「アイルランド人のショーと韓国独立運動」などがある。フランス学者の発表は、学術団体「コレージュ・ド・フランス」の歴史学者、ミカテル・ニシャニアン氏の「パリ平和会議でのアルメニア代表団:政治的知的ネットワーク」、リベルタス会長のマリオランジュ・リベラサン・パリ第7大学教授の「パリ平和会議の中国代表団:いくつかの見解」、ローラン・キスフィー博士の「1919-1921韓国親友会」などがある。 

そのほかに、カナダのウェスタン大学のカール・ヤング教授は、「カナダ宣教師と1919年3・1運動」、ロシアのサンクトペテルブルク大学のセルゲイ クルバノフ教授は、「韓国独立運動史料としてのロシア資料と20世紀初期の図書館コレクション」を発表する。

2017年12月に結成されたリベルタスは、フランスをはじめ欧州の韓国独立運動史の資料や人物を発掘してきた。今年の3.1節には、3・1運動100年を記念した総会も開かれた。


任寶美 bom@donga.com