Go to contents

柳賢振が6回3失点粘投、不安な守備で10勝目はならず

柳賢振が6回3失点粘投、不安な守備で10勝目はならず

Posted June. 24, 2019 07:25,   

Updated June. 24, 2019 07:25

한국어

武器のチェンジアップと内野守備が乱れたが、柳賢振(リュ・ヒョンジン=32、ロサンゼルス・ドジャース)に動じる様子はなかった。シーズン10勝目はならなかったが、11試合連続のクオリティースタートを記録し、防御率1位(1.27)を守った。

柳賢振は23日、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われたコロラド・ロッキーズ戦に先発出場し、6回6被安打1四球5奪三振3失点(1自責点)と粘投した。防御率は1.26から1.27に上がった。試合は11回裏にアレックス・ベルドゥーゴがサヨナラ弾を放ったドジャースが5-4で勝った。

武器とするチェンジアップが思うように入らなかった。柳賢振は1回1死にイアン・デズモンドを相手に2球目に投げたチェンジアップが二塁打を打たれた。その後4番ノーラン・アレナドが5きゅめのチェンジアップを捉え1点適時打を放った。3回には先頭打者ピーター・ランバートが3球目のチェンジアップを捉えて安打を放った。この日、柳賢振が許した6安打のうち3本はチェンジアップだった。

内野陣の守備失策も痛かった。3回無死一塁でチャーリー・ブラックモンの内野ゴロを遊撃手のクリス・テイラーが失策し、無死一・二塁とされた。その後、デズモンドの適時打でコロラドは1点を追加。続く1死満塁の場面でダニエル・マーフィーの二塁前ゴロを一塁手ジョク・ピーダーソンが捕球ミスで併殺を逃し、その間三塁走者をホームに生還した。3回の2失点はいずれも非自責点だった。試合後に柳賢振は、「それでも失点を最小限にとどめることができた。連打がなかったので6回まで投げることができた」と話した。

柳賢振は28日、標高1600メートルに位置し、「投手の墓場」と呼ばれるクアーズフィールドでコロラドと再度対戦する。通算対戦成績は4試合1勝3敗、防御率7.56と良くない。キム・ソンウMBC解説委員は、「ゴロをどれだけ誘導できるかがカギとなる。安定した内野守備は欠かせない」と話した。

一方、この日の試合には、ドジャース出身の「レジェンド」朴賛浩(パク・チャンホ)氏が娘と一緒にドジャーススタジアムを訪れ、柳賢振を応援した。テレビ中継の途中、朴賛浩氏を見つけたキム・ビョンヒョンMBC解説委員が「トゥーマッチトーカー(Too much talker=おしゃべり好き、朴氏のあだ名)が観戦していますね。今もお喋りで忙しようです」と言い、笑いを誘った。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com