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「白菜ボーイ」イ・サンホが今季W杯で初メダル

「白菜ボーイ」イ・サンホが今季W杯で初メダル

Posted January. 28, 2023 08:58,   

Updated January. 28, 2023 08:58

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「白菜ボーイ」イ・サンホ(28=ネクセンタイヤ、写真)が国際スキー連盟(FIS)スノーボードワールドカップ(W杯)で今季(2022~2023)初メダルを獲得した。

イ・サンホは27日、カナダのオンタリオ州ブルーマウンテンで行われたW杯パラレル大回転男子決勝で、ベンヤミン・カール(38=オーストリア)に次いで2位に入った。イ・サンホの今季W杯初メダルで、昨年3月のドイツのベルヒテスガーデン大会での銅メダル以来10ヵ月ぶりのメダル。

直前大会までのイ・サンホの今季最高成績は、昨年12月のW杯開幕戦だったドイツ・ヴィンターベルク大会での9位だった。2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪銀メダリストのイ・サンホは、W杯通算金メダル1個、銀メダル5個、銅メダル4個を獲得した。

世界ランキング14位のイ・サンホは48人が参加した同日の予選で、1分16秒94をマークし、1位で予選通過。16人が争う決勝トーナメントでジャン・コシール(39=スロベニア)を0.42秒差で制したイ・サンホは、準々決勝でアレクサンダー・パイアー(34=オーストリア)を0.1秒差で引き離してベスト4に駒を進めた。準決勝では世界ランキング7位のオスカル・クィャトコフスキ(27=ポーランド)を0.47秒差で下して決勝に進出した。決勝ではスタートで遅れたため、スピードをもう少し上げようとしたところ決勝ライン前の6本目の旗門からコースを外れ、完走に失敗した。一緒にレースに出場したキム・サンギョム(34)は24位だった。

イ・サンホは試合後、「今シーズンは不調が続いたが、大韓スキー協会と会長会社のロッテが最後まで信頼してサポートしてくれたお陰で良い結果を出すことができた」とし、「世界選手権の金メダルを目指して最善を尽くしたい」と語った。今季の世界選手権は来月19日からジョージアで開かれる。イ・サンホは19日にパラレル大回転、21日パラレル回転、22日団体戦に出場する予定だ。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com