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尹大統領がテスラの韓国投資を呼びかけ マスク氏「韓国は最優先候補地」

尹大統領がテスラの韓国投資を呼びかけ マスク氏「韓国は最優先候補地」

Posted November. 24, 2022 08:43,   

Updated November. 24, 2022 08:43

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が23日、米国の電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)からEV生産拠点「ギガファクトリー」のアジア地域の新設計画を聞き、韓国への投資を要請した。マスク氏は「韓国を最優先候補地の一つとして考えている」と答えた。

大統領室によると、尹大統領は同日、30分間にわたってマスク氏とオンラインで会談し、テスラのEV生産と関連して投資協力などについて話し合った。当初、尹大統領とマスク氏は14日にインドネシア・バリで開催されたG20ビジネス(B20)サミットに出席した際、対面での会談を調整していたが、マスク氏が出席を取りやめたため、同日、オンラインで会談した。

テスラは、アジア地域にEV生産拠点「ギガファクトリー」を建設する計画であり、韓国やインド、日本、アセアン諸国を対象に候補地を探している。

尹大統領は、マスク氏に世界的水準の韓国の自動車エコシステム(ビジネス生態系)と投資環境を説明し、投資を要請した。マスク氏は、「韓国を最優先候補地の一つとして考えている」とし、「候補国の人材や技術水準、生産環境など投資条件を総合的に検討して決定する予定だ」と答えた。マスク氏はまた、「今もテスラは自律走行や人工知能(AI)関連分野で韓国の優れた部品を多く使用している」とし、「来年、韓国企業からの部品購入金額が100億ドル(約13兆ウォン)以上になると予想される」と説明した。

崔相穆(チェ・サンモク)大統領室経済首席秘書官は同日、定例会見で、「韓国はKOTRAと専任チームを構成し、テスラの投資を誘致する」と明らかにした。

尹大統領は、マスク氏が手がける米宇宙ベンチャー「スペースX」と韓国企業の協力も要請した。尹大統領は、「グローバルな先端革新企業の韓国投資に障害となる不合理な規制があれば、グローバルスタンダードに合わせて改革していく予定」と強調した。


全主榮 aimhigh@donga.com