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優勝11回のビル・ラッセルの背番号6がNBA全体の永久欠番に

優勝11回のビル・ラッセルの背番号6がNBA全体の永久欠番に

Posted August. 13, 2022 09:31,   

Updated August. 13, 2022 09:31

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米プロバスケットボール(NBA)最多(11回)優勝記録保有者のビル・ラッセル(写真)の現役時代の背番号「6」がNBA全体の永久欠番になった。NBAでリーグ全体の永久欠番は初めて。

NBA事務局とNBPA(選手会)は12日、「今月1日に亡くなったラッセルの業績と遺産を称えるため、彼の背番号を全チームの永久欠番として残すことにした」と発表した。事務局と選手会はこれと共に、全チームのユニフォームの右に追慕パッチをつけ、各チームのコートに数字「6」を書いたクローバー形のロゴを刻むなど、2022~2023シーズンを通して彼を称える予定だ。クローバーの形はラッセルが選手生活を送ったボストン・セルティックスをシンボルだ。ボストンは1972年、すでに6番を永久欠番に指定した。

リーグ全体の永久欠番指定後もレブロン・ジェームズ(38)はじめ、現在6番をつけている現役選手24人はチームを移すか引退するまでは背番号を使い続けることができる。また、彼らのうち誰かを記念するため、背番号6を球団の永久欠番に追加することも可能だ。

大リーグ(MLB)にはすでに似たような事例があった。MLB事務局は人種差別の壁を崩したジャッキー・ロビンソン(1919~1972)の背番号42を1997年に全球団共通の永久欠番に指定した。以後、ニューヨーク・ヤンキースは通算652セーブ(歴代1位)を記録したマリアノ・リベラ投手(53)が2013年引退すると、彼の背番号42を球団の永久欠番に追加指定した。

北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)でもウェイン・グレツキー(61)がつけた99番がリーグ全体の永久欠番だ。これまで北米のプロスポーツでリーグ共通の永久欠番になったのはこの2事例だけだった。


任寶美 bom@donga.com