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カトリック殉教者博物館で「像本」特別展

カトリック殉教者博物館で「像本」特別展

Posted August. 05, 2022 08:59,   

Updated August. 05, 2022 08:59

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ソウル麻浦区(マポグ)の節頭山(チョルドゥサン)殉教聖地内の韓国カトリック殉教者博物館で、来年7月22日まで「像本」を素材にした特別企画展示「志向」が開かれる。

像本とは、イエス・キリストや聖母マリア、聖人の姿が盛り込まれたカード形態の画像だ。韓国カトリック教会初期の信者たちは、迫害の時期に信仰心を失わないために像本を持ち歩いた。

展示は大きく3つのパートで構成される。「像本」では、図像中心の像本を展示し、図像としての像本の意味を調べることができる。「聖霊七恩」では初霊性体と洗礼、堅振礼など、神様の特別な恩寵を受けた瞬間に交わした像本を展示した。最後に、金壽煥(キム・スファン)枢機卿の司祭叙階の像本(写真)など、ソウル大教区司祭らの叙階記念像本60枚あまりを一堂に会することができる。

博物館は今回の展示のため、今年5月から絶頭山殉教聖地と西小門(ソソムン)殉教聖地の巡礼者、ソウル大教区の神父らを対象に、像本寄贈運動を展開した。計3500枚余りの像本が収集され、今回の展示では1500枚余りが公開される。毎日午前9時半から午後5時まで観覧できる。月曜日は休館


金甲植 dunanworld@donga.com