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来季欧州CL進出の2クラブが韓国で対戦、トッテナム対セビージャ試合が7月開催

来季欧州CL進出の2クラブが韓国で対戦、トッテナム対セビージャ試合が7月開催

Posted May. 25, 2022 09:12,   

Updated May. 25, 2022 09:12

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孫興民(ソン・フンミン、30)が所属するトッテナム・ホットスパーとスペインリーグの名門、セビージャの国内で対戦が実現した。両チームとも来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)進出に成功した強豪で、サッカーファンは欧州ビッグリーグのクラブ同士の対決を国内で観戦できるようになった。

欧州サッカーのプレシーズンである7月に韓国を訪れるトッテナムとセビージャが同月16日、水原(スウォン)ワールドカップ(W杯)競技場で対戦する。トッテナムは24日、クラブの公式インスタグラムを通じて、「今夏、韓国を訪問するプレシーズンツアーでセビージャとの対決が確定した」と発表した。孫興民が活躍しているイングランド・プレミアリーグ(EPL)を含む欧州5大リーグは、毎年8月に開幕して翌年5月まで続くが、シーズン開始前まで約3ヵ月間のプレシーズンには、海外ファンのために世界を回りながら試合をしている。

トッテナムとセビージャは2021~2022シーズンにそれぞれのリーグで4位となり、来季欧州CL進出が決まった。EPLとラ・リーガはいずれも全20チームが参加するリーグだが、両チームは勝ち点もそれぞれ71点と70点でほぼ同じだった。2021~2022シーズンのUEFAクラブランキングではセビージャが12位でトッテナム(14位)より2ランク上だ。セビージャはこれまでUEFAヨーロッパリーグ(EL)で歴代最多となる優勝6回を誇るラ・リーガの代表的なクラブだ。ELはUEFAが主催するクラブ対抗戦の中で最高レベルの欧州CLのすぐ下の大会。トッテナムはELで2度優勝した。

両チームの今回の訪韓試合では、孫興民とハリー・ケイン(29)、デヤン・クルゼフスキ(22)が率いるトッテナムとイヴァン・ラキティッチ(34)、ルーカス・オカンポス(28)、エリク・ラメラ(30)が構えているセビージャ間の攻撃陣同士の対決がファンを楽しませるとみられる。2013~2014シーズンからトッテナムで8シーズン間プレーし、昨年セビージャのユニフォームに着替えたラメラは、両チームのマッチが実現したというニュースを受けてトッテナムの昔の同僚たちに向かって「もうすぐ再会しよう」というコメントをインスタグラムに投稿した。ラメラは、トッテナムでプレーした時、孫興民と主力争いをしたMFだ。

トッテナムの韓国訪問は今回が3度目だが、国内で試合をするのは2005年7月のクラブ対抗国際大会だったピースカップ参加以来17年ぶり。トッテナムは2017年にも来韓したが、当時はクラブ広報が目的だった。クーパンプレーの招請で来韓するトッテナムは、セビージャ戦に先立ち、7月13日にソウルW杯競技場で国内プロサッカーKリーグ選抜選手で造られる「チームKリーグ」とも試合を行う。トッテナムは韓国滞在中、社会貢献や韓国文化体験、サッカートレーニングプログラムへの参加などの活動も行う予定だ。


金東昱 creating@donga.com