Go to contents

バイデン大統領「米韓日3国の協力と緊密な維持が重要」、米日首脳会談で「韓日関係の改善」議論

バイデン大統領「米韓日3国の協力と緊密な維持が重要」、米日首脳会談で「韓日関係の改善」議論

Posted May. 23, 2022 09:09,   

Updated May. 23, 2022 09:09

한국어

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とバイデン米大統領が、「韓米首脳共同声明」で韓米日3国協力の重要性を強調し、23日に東京で開かれる米日首脳会談での韓日関係改善をめぐる議論が注目される。特に、バイデン氏は日本の対韓輸出管理の厳格化措置を念頭に置いた発言をし、日本がいかなる方法であれ解決策を提示しなければならない重荷を抱えることになった。

韓米首脳は21日、共同声明で、「北朝鮮の挑戦に対応して共同の安全保障を守り、ルールに基づいた国際秩序の強化、共同の経済的挑戦に対する効果的対応で韓米日3国協力の重要性を強調した」と明らかにした。バイデン氏は同日、尹大統領との共同記者会見で、韓日関係改善について、「尹大統領とその懸案を一般的に議論し、日本訪問でも議論する予定だ」とし、「米韓日が経済、軍事的に非常に緊密な3国関係を維持することが重要だ」と話した。

 

バイデン氏はまた、「貿易の障壁を解決する方法があるだろう。私たちはこの問題を非常に深く見ている。一部の貿易障壁は前任者が導入した」と言及した。どのような貿易障壁かは説明しなかったが、韓日両国いずれも安倍晋三元首相が2019年、元徴用工賠償判決の報復措置として取りあげた半導体素材の輸出管理の厳格化措置を示すとみられる。読売新聞は、バイデン氏の発言が韓国を狙った輸出規制を念頭に置いた発言だと分析した。

訪韓の日程を終えたバイデン氏は22日午後5時、日本の横田米空軍基地に到着し、3日間の訪日日程に入った。バイデン氏は23日、岸田文雄首相が参加した中、米国が主導する対中国包囲経済協議体であるインド太平洋経済枠組み(IPEF)の発足を公式に宣言する。24日には、米国、インド、オーストラリア、日本4ヵ国の安全保障を協議する枠組み「クアッド(Quad)」首脳会議を開催し、中国牽制に向けた案を議論する。

英紙フィナンシャル・タイムズは21日、米高官の話を引用して、クアッド首脳会議で中国の不法操業を阻止するための構想を発表すると報じた。「新しいシステムを通じて、漁船が自動識別装置(AIS)を消した場合も、米国とパートナーが不法操業をモニタリングすることができる」と伝えた。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com