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現代グロービス、タイ法人設立し現地の物流市場に進出

現代グロービス、タイ法人設立し現地の物流市場に進出

Posted May. 20, 2022 09:24,   

Updated May. 20, 2022 09:24

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現代(ヒョンデ)グロービスは、タイに法人(現代グロービスロジスティクスタイランド)を設立し、電気トラックを活用した現地物流事業に乗り出すと、19日明らかにした。

現代グロービスのタイ法人は、現地の自動車部品メーカーや物流会社との合弁法人(JV)の形で推進される。タイは、物流分野の外国人投資の持分を50%未満に制限しており、事業のためには合弁法人の設立が必要だ。

タイ政府は、最近、航空や物流産業を12大育成産業の一つに決め、さまざまな支援策を実施している。現代グロービスはこれに注目し、△現地の優良食品・流通企業とのパートナーシップ構築、△自動車産業の供給網構築、△グローバルメーカー対象の3者物流などの事業を展開する計画だ。

特に、現代グロービスはタイ法人を通じて、タイ財界1位のCPグループの系列会社の物流全般の管理の効率性を高めるプロジェクトを推進する。CPグループは、食品事業を手掛けるCPフードや流通会社のCPオールなどを通じて、年間約72兆ウォンの売上げを上げている会社だ。現代グロービスは、年内に電気トラック150台を投入し、現地のCP物流センターからバンコク市内の全域にあるセブンイレブンの売り場に商品を運ぶ配送を行う。また、今後5年間、電気トラックの投入台数を徐々に拡大する計画だ。

この他、現代グロービスは、自動車部品の物流および物流業務代行サービスも行う。現代グロービスの関係者は、「成功的なCPグループの物流事業の遂行を皮切りに、タイとベトナム、インドネシアを中心とした東南アジア諸国に事業を拡大する計画だ」と話した。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com