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米高官「バイデン大統領、訪韓時に文在寅氏と会わない」、会談説を否定

米高官「バイデン大統領、訪韓時に文在寅氏と会わない」、会談説を否定

Posted May. 20, 2022 09:24,   

Updated May. 20, 2022 09:24

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文在寅(ムン・ジェイン)前大統領とバイデン米大統領の会談は行われない。米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は18日(現地時間)、文氏とバイデン氏が会う可能性について、「現在のところ予定されていない」と明らかにした。サリバン氏は、「文前大統領を対北朝鮮特使として送る案について議論があったか」という質問にも、「そのような議論についてはよく分からない」と線を引いた。

文氏の側近の野党「共に民主党」の尹建永(ユン・ゴンヨン)議員は19日、MBCラジオ番組で「バイデン大統領が会おうと連絡してきたのは明白な事実」とし、「米国側で正確に答えなければならない」と述べた。また、「明らかなことは、文前大統領からではないということ」とし、会談を提案したのも取り消したのも米国側だと強調した。 

政界では、大統領府側が会談の日程を最終確定していない段階で性急に(バイデン氏と文氏の会談を)公開したため、結果的に外交的論議を生んだという指摘が出ている。これに先立ち、文氏の任期中だった先月28日、大統領府は「バイデン大統領が尹錫悦(ユン・ソクヨル)当選者との日程を終えた後、文大統領とも会う方向で日程を調整中」とし、「退任大統領との会談なので、重い議題よりも互いに懐抱を解く会談になるだろう」と明らかにした。卓賢民(タク・ヒョンミン)前大統領儀典秘書官も6日、CBSラジオ番組で、「バイデン大統領が今回(会おうと)要請した」と話した。 

与党「国民の力」のパク・ミンヨン報道担当はフェイスブックに、「『現』米大統領が韓国の『前

』大統領に会わないことは当然のことだが、子どもが自慢をするかのように、なぜ不必要な論議をつくるのか」と批判した。


朴訓祥 tigermask@donga.com