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五輪代表選手団の輸送にもコロナの影響、チャーター機なく仁川~成田定期便だけで対応

五輪代表選手団の輸送にもコロナの影響、チャーター機なく仁川~成田定期便だけで対応

Posted July. 13, 2021 07:57,   

Updated July. 13, 2021 07:57

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過去、国際スポーツ大会でよく目にした「チャーター機輸送」や「大規模団体出国」は、今回の東京五輪では見ることができなくなった。大韓航空とアシアナ航空がそれぞれ毎日1回運航している仁川(インチョン)~東京(成田)定期便だけで、2020東京五輪の参加者を輸送する。

12日、航空業界によると、大韓航空とアシアナ航空は、東京五輪の韓国選手団354人のうちそれぞれ約250人と約100人の乗客を輸送する。政府省庁や関係機関関係者、取材陣などを考慮すると、全体規模は約500人にのぼるとみられる。

日本政府は、外国人の入国による新型コロナウイルスの流入を最小化するために、日本行きの航空機1便当たりの搭乗客数を約50人に制限した。一般人の搭乗客もいるので、実際に航空機1便当たりに乗ることができる選手および関係者は30~40人水準になるとみられる。このため、航空会社は数回に分けて選手団を輸送しなければならない。国内の航空会社は23日、2020東京五輪の開幕を控え、大規模団体の移動に代わって、「感染対策」に焦点を置いた小規模で数回かけた選手団輸送を準備している。

成田空港では現在、入国の際、新型コロナウイルスのPCR検査などで空港を出るまでに約2、3時間かかる。両航空会社は、選手団の不便を最小限に抑えるために、新型コロナウイルスで縮小した各社の成田空港支店の人員を五輪、パラリンピック期間中、補充した。


徐亨錫 skytree08@donga.com