Go to contents

菅首相、東京五輪観客入れ開催へ 最大1万人で調整

菅首相、東京五輪観客入れ開催へ 最大1万人で調整

Posted June. 18, 2021 07:29,   

Updated June. 18, 2021 07:29

한국어

日本政府が「観客のいる五輪」を事実上、決定したことがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるにもかかわらず、9月末の任期終了を控えた菅義偉首相が強行に出ている。

毎日新聞は17日、「政府が7月23日に開幕する東京五輪の観客について、最大1万人とする調整に入った」と報じた。早ければ21日、日本政府、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者会議を開き、正式に決定する。組織委幹部は同紙に、「5者会議で政府の方針が追認されるだろう」と話した。日本政府は16日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、緊急事態宣言が解除された地域で、観客受け入れの上限を段階的に引き上げ、最大1万人とする方針を説明し、了承を得た。

菅氏が観客のいる五輪を強行するのは、五輪ムードを高めた状態で、衆議院の解散および総選挙を実施し、成果を出すためだとみられる。これを通じて自民党総裁に再選すれば、首相任期を3年延長することができる。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com