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SKバイオサイエンス、コロナワクチン生産・管理の欧州認証を取得

SKバイオサイエンス、コロナワクチン生産・管理の欧州認証を取得

Posted May. 18, 2021 08:05,   

Updated May. 18, 2021 08:05

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SKバイオサイエンスが、欧州医薬品庁(EMA)から新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)ワクチンの生産・品質管理能力の認証を獲得した。

SKバイオサイエンスは17日、安東(アンドン)工場のLハウスで稼動しているアストラゼネカとノババックスの「新型コロナワクチン」の製造生産施設と工程、品質システムがEMAが承認する優秀医薬品製造および品質管理基準(EU-GMP)認証を取得したと発表した。EU-GMPとは、米食品医薬品局(FDA)が承認するcGMPと共に、世界で最も高いレベルの医薬品品質管理基準だ。韓国内のワクチン製造施設がEU-GMP認証を取得したのは今回が初めてだ。

EU-GMPの獲得で、新型コロナワクチンの欧州市場への進出に弾みがつくようになったSKバイオサイエンスは、今後cGMP認証の準備にも着手する計画だ。SKバイオサイエンスの安宰鏞(アン・ジェヨン)社長は、「グローバルで認められた技術力を基に、事業拡大にさらに拍車をかけたい」と話した。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com