Go to contents

大統領府「文大統領もアストラ接種」、時期は4月初めか

大統領府「文大統領もアストラ接種」、時期は4月初めか

Posted March. 05, 2021 07:16,   

Updated March. 05, 2021 07:16

한국어

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、新型コロナウイルスのワクチンを接種する意向を明らかにした。3月末か4月初めにアストラゼネカのワクチンを接種するとみられる。

康珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は4日、「文大統領が国民と同様、ワクチンの種類を選ばず接種する」とし、「文大統領は喜んでアストラゼネカのワクチンを接種する意向だ」と明らかにした。康氏は、「接種時期は6月の主要7ヵ国(G7)首脳会談(サミット)の日程を考慮して決める」と述べた。公務やビジネスなどの理由で緊急に海外に出国する場合、審査を経て先に接種を受けることができる。G7サミットに出席する文氏はこれに該当する。

今年、G7サミットは6月11日に英国で開かれる。文大統領がG7サミットに出席するためにワクチンを接種するなら、遅くとも4月初めには接種しなければならない。アストラゼネカのワクチンは8週間の間隔で2回接種する。接種後、抗体形成に2週間ほどかかる。3月末か4月初めに1回目の接種を受ければ、6月11日前に2回目の接種を受ければ、抗体形成を期待することができる。

どのワクチンを打つかは未定だ。現在、国内に導入されているワクチンはアストラゼネカとファイザーの2種類。ファイザーのワクチンは新型コロナウイルス感染者に対応する医療従事者、アストラゼネカは65歳未満の高齢者施設の入所者や従事者が接種している。いずれも接種対象者が決まっている。ワクチンを共同調達して公平に分配する枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティ」から今月中にアストラゼネカのワクチン105万人分のうち一部が追加で入ってくる予定だ。ファイザーのワクチンである可能性もある。今月中に50万人分が導入される。最近、丁世均(チョン・セギュン)首相は、ファイザーのワクチンの高齢層優先接種の可能性に言及した。


イ・ジウン記者 easy@donga.com