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三星テレビ、世界シェア31.9%で「過去最高」

三星テレビ、世界シェア31.9%で「過去最高」

Posted February. 25, 2021 08:09,   

Updated February. 25, 2021 08:09

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三星(サムスン)電子は、15年連続で世界テレビ市場のトップの座を守った。LG電子は2位となり、昨年、世界のテレビ売上げの半分ほどが三星電子とLG電子の2社から出たものと集計された。

24日、市場調査会社オムディアによると、三星電子は昨年、グローバルテレビ市場で金額基準のシェアが31.9%を占めた。過去最高のシェアだ。

三星電子は2006年、ワイングラスの形状と赤色を使った「ボルドーテレビ」を前面に出して、グローバル市場シェア1位(14.6%)についた後、一度も1位の座を渡さなかった。2009年に発光ダイオード(LED)テレビ、2011年にスマートテレビを披露して、テレビ市場を主導してきた。

特に、2017年に発売したQLED(量子ドット発光ダイオード)テレビの成長の勢いを基に、2019年に初めて30%を超えるシェアを獲得した後、昨年にさらに格差を広げた。2017年に80万台が販売されたQLEDテレビは、2019年の532万台に続き、昨年は779万台が販売され、全体売上高の35.5%を占めた。特に75インチ以上のテレビ市場で47.0%のシェアを見せるなど、超大型市場で格差をさらに広げた。

三星電子は今年、ミニLEDを適用した「ネオQLEDテレビ」と自発光ディスプレイを活用した「マイクロLEDテレビ」を前面に出して、シェアを拡大していく計画だ。

金額ベースで世界テレビ市場のシェアが16.5%で2位を占めたLG電子は、昨年初めて200万台を超えるオーレッドテレビを販売した。昨年、204万7000台あまりのOLEDテレビを販売して、2019年より23.8%が伸びた。特に昨年第4四半期(10〜12月)に86万4000台程度を販売して、四半期最大の販売業績を記録した。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com