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洪南基副首相「皿を割ることを恐れずに積極行政」

洪南基副首相「皿を割ることを恐れずに積極行政」

Posted February. 23, 2021 08:23,   

Updated February. 23, 2021 08:23

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洪南基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は22日、第4次災害支援金の支給のための補正予算案の編成を控え、企画財政部職員たちに「皿を割ることを恐れず、積極的な行政を繰り広げてほしい」と要請した。この「皿論」は、丁世均(チョン・セギュン)首相が「積極行政」を強調するときによく使う表現だ。洪副首相が企画財政部の職員に対して、支援金の支給対象や規模を積極的に検討してほしいというメッセージを送ったものと見られる。

洪副首相は同日、政府世宗(セジョン)庁舎で拡大幹部会議を開き、「行政においては熱心な人の方が皿を割る可能性が高いが、皿を割ることを恐れず、積極的な行政を繰り広げてほしい」と述べた。続いて一つ目の要請事項として、「第1次補正予算案を来週国会に提出できるように準備してほしい」と強調した。新型コロナウイルス感染症の被害支援や雇用対策、防疫支援などの内容を盛り込んだ補正予算案を、今週中にまとめてほしいという意味だ。

洪副首相が、補正予算案を急ぐことを要請して積極的な行政を強調したことをめぐり、「厚い支援」のための果敢な政策を指示したという解釈が出ている。財政に対するこれまでの強硬な態度から、やや柔軟に変わったという。

洪副首相はさらに、「最近、卵、たまねぎ、果物などの生活物価の上昇により国民生活に困難が生じないように対策を講じ、庶民物価が安定するまで輸入を拡大し、備蓄物資を引き続き放出してほしい」と指示した。また、「景気回復をリードしている輸出企業が現場で許認可遅れなどで困難を経験しないように、企業と産業界の現場での問題を解消してほしい」と要求した。


宋忠炫 balgun@donga.com