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テスラ、5999万ウォンの「モデルY」の販売を突然中止

テスラ、5999万ウォンの「モデルY」の販売を突然中止

Posted February. 23, 2021 08:24,   

Updated February. 23, 2021 08:24

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テスラが、電気スポーツユーティリティ車(SUV)「モデルY」のうち、最も安価なスタンダードレンジの販売を、発売から10日後に突然中止した。すでに購入し納車待ちの顧客に対しても、販売を中止する可能性が高い。

22日、自動車業界によると、テスラは、自社の注文ホームページからモデルYトリムの選択のうち、スタンダードトリムの選択肢を削除した。スタンダードレンジは、韓国では5999万ウォンで販売された。今年基準で、テスラ車のうち唯一、政府・地方自治体から購入補助金を共に受けることができる車で人気を集めた。政府は今年、電気車の価格が6000万ウォン未満の場合にのみ補助金を全額支給し、△6000万ウォン以上〜9000万ウォン未満の車は50%、△9000万ウォン以上の車は補助金を支給しない。

テスラコリア側は、「21日から世界のすべての国で、モデルYスタンダードレンジのトリムを選択できなくなったため、現在は購入できない」とし、「一時的中止か、今後も購入できなくなるのかはまだ決まっていない」と明らかにした。すでに注文した顧客に対して、下半期(7〜12月)中に車両を引き渡せるかどうかも不確実だ。同社の関係者は、「すべての可能性を開いておかなければならない」とし、注文をキャンセルした場合は全額返金する方針を明らかにした。販売中止の理由については明らかにしていないが、業界では販売戦略、車両欠陥など様々な推測が流れている。


イ・サンフン記者 sanghun@donga.com