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ソウル南部地検長の後任にイ・ジョンス最高検企画調整部長

ソウル南部地検長の後任にイ・ジョンス最高検企画調整部長

Posted October. 24, 2020 09:09,   

Updated October. 24, 2020 09:09

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ライム資産運用(ライム)ファンド詐欺疑惑の捜査を担当しているソウル南部地検長に、イ・ジョンス最高検察庁企画調整部長(51・司法研修院26期)が23日任命された。朴順哲(パク・スンチョル)前ソウル南部地検長(56・24期)が「政治が検察を覆った」と前日、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の捜査指揮権発動を批判して辞意を表明してから一日後のことだ。

法務部は同日、「国民的疑惑が提起されたライム関連事件の独立した捜査指揮体系の空白がないように、朴地検長の依願免職を受理し、イ部長をソウル南部地検長の後任に転補発令して、すぐに業務に臨むようにした」と明らかにした。法務部はまた、「新検事長を中心に、揺れることなく法務部、最高検察と政界から独立して、ひたすら国民だけを見て迅速かつ徹底的な真実解明に専念してほしい」と要請した。

イ地検長は人事発令直後に、「厳しい時期に職責を引き受けることになって重い責任を感じる」とし、「揺るぎなく中心を持って真実解明のために、公正かつ徹底的に捜査したい」という立場を明らかにした。イ地検長は、今年1月、秋長官就任後の初の検察幹部人事の時、検事長に昇進した。文在寅(ムン・ジェイン)政府初期の2017〜2018年、国家情報院に派遣されて国家情報院の積弊清算のためのタスクフォース(TF)部長検事として勤務した。ライム事件の捜査を取り仕切っている金落賢(キム・ラクヒョン)ソウル南部地検刑事6部長も、このTFで一緒に働いた。


裵碩俊 eulius@donga.com