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SKT、ウーバーと手を組んで韓国内モビリティ市場を攻略

SKT、ウーバーと手を組んで韓国内モビリティ市場を攻略

Posted October. 17, 2020 08:27,   

Updated October. 17, 2020 08:27

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SKテレコムが、米車両共有企業・ウーバーテクノロジーと手を組んで、韓国内モビリティ市場の攻略に乗り出す。タクシー、代行運転などのモビリティサービスを一つにまとめて利用できるサブスクリプション型サービスを出して、長期的には空を飛ぶ「フライングカー」に挑戦して差別化する計画だ。

SKテレコムは15日午後、取締役会を通じてモビリティ専門企業の設立を議決し、ウーバーから計1億5000万ドル(約1725億ウォン)を投資誘致すると、16日明らかにした。

SKテレコムは、Tマップ、Tマップタクシーなどの事業を推進してきたモビリティ事業団を分割して、12月29日にTマップモビリティ株式会社(仮称)を立ち上げる。ウーバーはここに5000万ドル(575億ウォン)を投資して、持分5〜6%を確保する。

Tマップモビリティは、Tマップを国内のすべての車両に搭載することを目的とする。Tマップに基づいて駐車、広告、保険連携商品、車内決済サービスなども作る。レンタカー、車両共有、タクシー、電動キックボード、自転車、代行運転、駐車などをまとめて割引を提供するモビリティ・サブスクリプション割引制度を定着させる計画だ。これにより、2025年までに売上6000億ウォン、企業価値4兆5000億ウォンを達成するという抱負だ。

また、両社は、タクシー呼び出しビジネスのための合弁会社を来年上半期(1〜6月)に設立することにした。ウーバーはここに1億ドル(1150億ウォン)を投資して、合弁会社の株式51%を有する。サービス名は、「ウーバーTマップタクシー」のように、両社のアイデンティティを入れるものと見られる。これにより、国内タクシー呼び出し1位事業者・カカオモビリティとの激しい競争が予想される。

朴正浩(パク・ジョンホ)SKテレコム社長は、「最終的には、フライングカーでソウルと京畿(キョン)圏を30分以内に移動する時代を早めることができるように努力したい」と述べた。


シン・ムギョン記者 yes@donga.com