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トランプ氏が猛追撃、米大統領選情勢揺らぐ

トランプ氏が猛追撃、米大統領選情勢揺らぐ

Posted September. 30, 2020 09:46,   

Updated September. 30, 2020 09:46

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約1ヵ月後に迫った米大統領選の形勢が揺れ動いている。民主党大統領選候補のバイデン氏が全国単位の支持率で依然としてかなりの差でリードしているが、激戦州でトランプ米大統領が猛追撃しており、結果は予断できない。

 

28日(現地時間)、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」によると、伝統的な激戦州とされるフロリダ州とノースカロライナ州では、トランプ米大統領とバイデン氏の差が1ポイント内外に縮まった。また、オハイオ州、アイオワ州などこれまで激戦州でなかった「新激戦州」でも票心が動き、混戦の様相を見せている。

 

間接選挙で行われる米大統領選挙では、各州に配分された計538人の選挙人団のうち270人以上を確保すれば勝利する。大半の州は勝者総取り方式を選んでおり、各州で1票でも多く獲得した候補がその州に配分された選挙人団を独占する。

RCPは、各州の支持率などを考慮すると、現在、バイデン氏が222人、トランプ氏が125人の選挙人団を確保したと分析する。伝統的な激戦州6州と神激戦州6州の12州を中心に191人の選挙人団を「予測不可」とした。結局、激戦州の票がどこに行くかによって今回の大統領選の勝敗が決定されるとみられる。

29日午後9時(韓国時間30日午前10時)に1回目の大統領選候補テレビ討論が始まるが、計3回のテレビ討論は大統領選キャンペーンの最後に米有権者の票心を揺さぶる核心イベントだ。双方いずれも相手の弱点に執拗に食い込み、強みを最大限強調して一票を呼びかける。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com