ユベントスのディバラがセリエＡのＭＶＰに、Ｃ・ロナウドは無冠

２０１９～２０２０シーズンのイタリアのセリエＡで最も輝いたのは、「スーパースター」クリスティアーノ・ロナウド（３５＝ユベントス）ではなく、チームメイトのパウロ・ディバラ（２７・写真）だった。

セリエＡ事務局は４日（現地時間）、今季の主要部門の受賞者を発表した。最優秀選手（ＭＶＰ）には１１得点（１７位タイ）６アシストを記録し、ユベントスをリーグ８連覇に導いたディバラが選出された。アルゼンチン代表のディバラは３月に新型コロナウィルスに感染し、闘病生活を余儀なくされるなど苦しい時期を過ごしたが、６月のリーグ再開後は４試合連続ゴールを決めるなど健在ぶりをアピールした。

最優秀ＦＷは３６得点で今季の欧州５大リーグで最多得点を記録したラツィオのチーロ・インモービレが選ばれた。３６得点はセリエＡのシーズン最多記録に並ぶ偉業だ。昨季に２１得点（４位）を記録してＭＶＰを受賞したロナウドは、今季は３１得点（２位）と昨季より１０ゴールも多く決めたものの無冠に終わった。


李承鍵 why@donga.com