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韓水原が「月城1号機閉鎖決定」の理事会議事録を改ざん、市民団体が暴露

韓水原が「月城1号機閉鎖決定」の理事会議事録を改ざん、市民団体が暴露

Posted July. 31, 2020 08:29,   

Updated July. 31, 2020 08:29

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韓国水力原子力(韓水原)が月城(ウォルソン)原子力発電所第1号機の閉鎖を決定した理事会の録音記録を改ざんして、国会と監査院に提出したという疑惑が提起された。

「原発生かす国民行動」など、脱原発政策に反対してきた市民団体は30日、国会で「大統領の月城第1号機早期閉鎖宣言を裏付けるために、韓水原が理事会の議事録まで改ざんしたという証拠を確保した」としながら、このように主張した。

市民団体が公開した資料によると、韓水原は2018年6月15日に緊急理事会会議の録音記録を改ざんして、2018年と昨年に国政監査に提出した。同じ資料は、監査院の監査資料としても提出された。市民団体は、韓水原が経済性問題を提起する理事の発言内容を削除したり、縮小するなどの方法で録音記録を改ざんしたと主張した。また、最大野党・未来統合党の權明浩(クォン・ミョンホ)議員が確保した資料によると、韓水原の鄭載勳(チョン・ジェフン)社長は、2018年3月の社長公募の過程で、「月城第1号機の早期閉鎖は経済性、地域受入れ性、安定性などの諸条件を評価して、なるべく年内に韓水原で意思決定が行われるようにしたい」という職務遂行計画書を提出した。

これに対して韓水原側は、「理事会の議事録は、全体理事の同意を求めて作成されたものであり、(市民団体の主張は)事実と異なる点が多い」とし、鄭社長の職務遂行計画書は「原則的な立場を明らかにしたものだ」と釈明した。


金埈馹 jikim@donga.com · 具特敎 kootg@donga.com