Go to contents

文大統領、白善燁将軍の告別式にも追悼メッセージ出さず

文大統領、白善燁将軍の告別式にも追悼メッセージ出さず

Posted July. 16, 2020 09:15,   

Updated July. 16, 2020 09:15

한국어

15日午前、ソウル峨山(アサン)病院で行われた白善燁(ペク・ソンヨプ)将軍(予備役陸軍大将)の告別式に参列した大統領府要人は金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長だけだった。金次長は、告別式の後、大田(テジョン)国立顕忠院(ヒョンチュンウォン)で米国のハリス駐韓大使、エイブラムス在韓米軍司令官ら米側要人が参列した白氏の埋葬式には姿を見せなかった。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は白氏の死去(10日)後、同日まで追悼メッセージを出していない。大統領府関係者は、「先日した」と話した。白氏の死去翌日(11日)、文大統領名義の弔花を送り、12日には盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室長と徐薫(ソ・フン)国家安保室長、金次長、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)安保室第2次長らが葬儀場を訪れたことで十分に弔意を表わしたということだ。

しかし、軍内外では、韓国戦争の英雄の最後の道に軍統帥権者が追悼メッセージを出さなかった理由をめぐって、不満の声が起こっている。軍関係者は、「ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)に続き米国務省も故人を追悼する声明を発表したことで、文大統領がSNSにでも国民と共に追悼するというメッセージを送ることを期待したが、実に残念だ」と話した。

これに先立ち、盧氏は朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長の葬儀場では文大統領のメッセージを発表したが、白氏の葬儀場では記者団の質問に何も話さず立ち去った。一部では、白氏の間島(カンド)特設隊に属した経歴など親日派論議や北朝鮮を意識して大統領府が「ローキー(抑制された)行動」で一貫したと指摘されている。告別式には野党「未来統合党」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長、朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表ら党指導部が参列したが、与党「共に民主党」は閔洪チョル(ミン・ホンチョル)国防委員長だけが参列し、党指導部の姿はなかった。


黃炯? constant25@donga.com