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シム・ウンギョンが最優秀主演女優賞受賞、日本アカデミー賞

シム・ウンギョンが最優秀主演女優賞受賞、日本アカデミー賞

Posted March. 09, 2020 08:14,   

Updated March. 09, 2020 08:14

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女優のシム・ウンギョンさん(26)が、第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。

 

シムさんは6日、東京で開かれた授賞式で、映画『新聞記者』で最優秀主演女優賞のトロフィーを手にした。韓国の女優が最優秀主演賞を受賞したのは、1978年に日本アカデミー賞ができて以来初めて。2010年に女優ペ・ドゥナさんが映画『空気人形』で優秀主演女優賞を受賞した。

日本アカデミー賞は、主要部門の優秀賞を授賞した後、授賞式当日に優秀賞受賞者の中から最優秀賞を発表する。シムさんは今年1月、映画『翔んで埼玉』の二階堂ふみさんら日本人女優4人と優秀主演女優賞に選出された。

シムさんは受賞者に選ばれると、信じられないという表情を浮かべ、舞台の上で涙を流した。シムさんは日本語で、「(受賞するとは)全然思わなかったので、(受賞コメントを)全然準備をしていませんでした。ごめんなさい」とし、「これからも頑張って活動します。本当に今日はありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。

映画『新聞記者』は、日本で起こった政治スキャンダルを批判的に扱った作品。東京新聞社会部の記者が書いた同名の小説を映画化したもので、安倍晋三首相が関与が疑われる森友学園問題を連想させる。この映画は、昨年6月の上映当初、映画館が143ヵ所にすぎなかったが、反響が良く、封切り1ヵ月で興行収益4億円(約45億ウォン)を突破した。

 

シムさんはこの映画で、母親が韓国人、父親が日本人の新聞社社会部の記者を演じた。1年間日本語を勉強して日本語で演技し、日本の新聞社の現場を直接体験するなど、役を繊細に表現したという評価を受けた。


李?? baltika7@donga.com