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米国生産のジェネシスGV70、米EV税額控除対象の見通し

米国生産のジェネシスGV70、米EV税額控除対象の見通し

Posted February. 06, 2023 08:47,   

Updated February. 06, 2023 08:47

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価格制限にかかって、米国政府が与える電気自動車(EV)の税額控除を受けられないところだったジェネシスの米国での生産スポーツ用多目的車(SUV)「GV70」が、税額控除対象に含まれる見通しだ。

米財務省は3日(現地時間)、インフレ削減法(IRA)上の税額控除を受けるEVの推奨消費者価格の判断基準を一部変更した。古い規定である「米国環境保護庁(EPA)企業平均燃費制(CAFE)」基準ではなく、「消費者対象EPA燃費表示基準」を採用することを決めたのだ。

以前の方法でやれば、GV70やGMのキャデラック・リリック、テスラの5人乗りモデルY、フォード・マスタング・マッハ-EなどはSUVに分類できなかった。消費者にはSUVと認識されるが、車の重さや車体の高さなどが基準を超えられず、セダンやハッチバックなどの一般乗用EVに分類されるからだ。

今年上半期(1〜6月)に米国で正式発売される予定のGV70は、販売価格が6万ドル(約7500万ウォン)を超える可能性があるというのが業界の見方だった。もしGV70が、セダンやハッチバックなどに分類されれば、車両価格が5万5000ドル(約6800万ウォン)以下でなければ補助金を受けることができなかった。一方、SUVやトラックは、8万ドル(約1億ウォン)以下なら補助金が支給される。このような理由から、米国のEV業界は、既存の車両分類方法に不満を提起してきた。

現代自動車が所属している米国自動車協会(AAI)は声明を通じて、「EVの税額控除関連の混乱を一部解消し、クロスオーバーやSUVEVを購入しようとする顧客をすぐに助ける非常に立派な決定だ」と歓迎の意を示した。


ハン・ジェヒ記者 hee@donga.com