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元老音楽家たちがオペラ歴史博物館の建設の意を集める

元老音楽家たちがオペラ歴史博物館の建設の意を集める

Posted July. 05, 2022 09:22,   

Updated July. 05, 2022 09:22

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韓国オペラ歴史博物館の建設に、声楽家をはじめとする元老音楽家たちが意見を集めた。

朴秀吉(パク・スギル)元国立オペラ団長は4日、ソウル中区(チュング)にあるコリアナホテルで、オペラ愛好家の成圭棟(ソン・ギュドン)イオテクニクス会長、作曲家の李建鏞(イ・ゴンヨン、元韓国芸術総合学校総長)らと記者懇談会を開き、「5月19日に、韓国オペラ歴史博物館推進委員会を立ち上げて、博物館設立の推進を決議した」と明らかにした。

初の推進委員会には、ソプラノの李揆道(イ・ギュド、元梨花女子大学音楽学部長)、テノールの朴成源(パク・ソンウォン、元国立オペラ団長)などの声楽家8人と演出家の金洪承(キム・ホンスン)、指揮者の金德基(キム・ドクギ)ら12人が参加し、朴秀吉団長と成圭棟(ソン・ギュドン)会長が共同推進委員長を務めた。

朴秀吉共同推進委員長は、「オペラの元老たちが、次々とこの世を去ったことで重要な資料が消え、残念な気持ちが大きかった。資料確保がまず急がれる」と話した。韓国ワーグナー協会の理事と監事を務めた成圭棟共同推進委員長は、「まず収集された資料を、京畿道安養市(キョンギド・アンヤンシ)のイオテクニクスの本社に保管後、今後資料を展示できる博物館の空間を設けることにした」と明らかにした。朴秀吉委員長は、「ソウル瑞草洞(ソチョドン)にある芸術の殿堂オペラ劇場内に博物館を設置することが最も望ましいというのが推進委員たちの意見だ」と話した。

李建鏞作曲家は、「韓国が世界に対する文化発信基地になり、一年に創作されるオペラだけで20本余りに達することから、韓国オペラの歴史博物館はその意味が大きい」と話した。

資料収集とキュレーティングを担当した檀国(タングク)大学文化芸術学科のソン・スヨン教授は、「国内で創作されたり公演されたオペラの楽譜や写真、プログラムブック、映像資料、録音資料などを所有していたり居場所を知っている方々からの連絡をお願いする」と頼んだ。


ユ・ユンジョン記者 gustav@donga.com