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捜査対象になった福祉部長官候補、与党の内部にも任命に否定的な空気

捜査対象になった福祉部長官候補、与党の内部にも任命に否定的な空気

Posted July. 02, 2022 09:18,   

Updated July. 02, 2022 09:18

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政治資金法違反の容疑で検察の捜査対象になった金承禧(キム・スンヒ)保健福祉部長官候補(写真)に対し、与党「国民の力」の内部空気が変わっている。与党からも「望ましくない」という声が出てきたが、金候補は「故意に政治資金を私的用途に使ったことはない」と明らかにした。

与党の成一鍾(ソン・イルジョン)政策委議長は1日、国会で記者団に対し、中央選挙管理委員会が先月29日、金候補を最高検察庁に捜査依頼したことについて、「後援金を使って起きたことで、実務者のミスがあるようだが、いずれにせよすべての責任は国会議員が負うことだ」とし、「捜査依頼されたことは、かなり適切ではない」と述べた。成議長は同日、MBCラジオでも、金候補の去就問題について、「とにかく良い姿ではない」とし、「どうしても大統領は国民世論などを察するのではないか」と話した。

当初、与党は、金氏に関する様々な疑惑について、国会人事聴聞会で釈明を聞こうという雰囲気だったが、捜査依頼後、空気が変わっている。与党の関係者は、「選管の捜査依頼は、提起された疑惑の水準がそれだけ深刻だという意味だ」と話した。宋彦錫(ソン・オンソク)院内首席副代表も同日、KBSラジオで金氏について、「人事権者の孤独な決断だけが残っている状況だ」と語った。

しかし、福祉部長官候補の人事聴聞準備団は同日、金候補が政治資金で配偶者車両の保険料を払ってレンタカーを購入したという疑惑について、「会計実務のミスであり、候補は詳細内容を知らなかった」と明らかにした。また選管が、金候補を政治資金法違反の容疑で検察に捜査依頼したことについては、「法違反と結論付けたのではなく、違反有無について捜査を依頼したものだ」と主張した。


イ・ユンテ記者 チョ・ゴンヒ記者 oldsport@donga.com