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ソウルのマンション価格が4週連続で下落、下げ幅もさらに拡大

ソウルのマンション価格が4週連続で下落、下げ幅もさらに拡大

Posted June. 24, 2022 09:12,   

Updated June. 24, 2022 09:12

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ソウルのマンション価格が4週連続で下落し、全体の下落幅もさらに拡大した。特に、ソウル松坡(ソンパ)区と江東(カンドン)区のマンション価格の下落幅が大きかった。追加の利上げと世界的な景気低迷への懸念で買収心理が萎縮し、下落傾向はしばらく続きそうだ。

23日、韓国不動産院の週間マンション価格動向によると、6月第3週(20日調査基準)のソウルのマンション価格は先週より0.03%下落した。4週連続の下落で、前週(-0.02%)より下落幅も拡大した。

江北(カンブク)地区では西大門(ソデムン)区(-0.06%)が小型マンションを中心に、蘆原(ノウォン)区(-0.05%)は上渓洞(サンゲドン)と中渓洞(チュンゲドン)の大団地マンションを中心に価格が下がった。江南(カンナム)地区では松坡区(-0.02%)と江東区(-0.03%)の下落幅が拡大した。ただ、瑞草(ソチョ)区(0.02%)は盤浦洞(バンポドン)の再建築と中大型マンションを中心に上昇し、江南区は足踏み状態(0%)だった。

全国的にも売買価格の下方安定傾向が目立った。マンション価格は0.03%下落し、2019年8月19日の調査(-0.04%)以後、約2年10ヵ月ぶりに最大の下げ幅を記録した。首都圏と地方もそれぞれ0.04%、0.02%下落し、先週(-0.03%、-0.01%)より下げ幅が拡大した。チョンセは、全国(-0.02%)、ソウル(-0.01%)いずれも先週と同じ下げ幅だった。

不動産情報アプリ「チッパン」のハム・ヨンジン・ビッグデータラボ長は、「米国がさらなる利上げを予告し、韓国も基準金利を上げる可能性が高まった」とし、「利上げは実質的な需要者の資金負担に直結するだけに買収心理はさらに萎縮するだろう」と話した。


チョン・スング記者 soon9@donga.com