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きょうと明日の二日間、期日前投票実施…与党「首都圏席巻」、野党「支持層結集」

きょうと明日の二日間、期日前投票実施…与党「首都圏席巻」、野党「支持層結集」

Posted May. 27, 2022 08:49,   

Updated May. 27, 2022 08:49

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与野党は、6月1日の地方選挙の期日前投票前日の26日、首都圏の票心を捉えるために総力戦に乗り出した。

保守系与党「国民の力」の執行部は同日、仁川市桂陽(インチョンシ・ケヤン)乙の補欠選挙に出馬した尹炯善(ユン・ヒョンソン)候補の選挙事務所で院内対策会議を行った。最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)総括選挙対策委員長と競う尹氏を応援するだけでなく、李氏に対する攻勢を通じて、仁川だけでなく首都圏の3ヵ所の広域自治団体長を全て席巻するという狙いがある。権性東(クォン・ソンドン)院内代表は、「最近『桂陽がカモか』という言葉が流行している」とし、李氏が縁故のない桂陽乙の補欠選挙に出馬したことを批判した。また権氏は同日、京畿道(キョンギド)の水原(スウォン)、龍仁(ヨンイン)を訪れ、李俊錫(イ・ジュンソク)代表もソウル城東(ソンドン)と蘆原(ノウォン)を訪れ、支持を訴えた。

民主党は、党元老や文在寅(ムン・ジェイン)前政権での長官経験者まで遊説に投じ、終盤の総力支援に乗り出した。ソウル鍾路区(チョンロク)の清渓(チョンゲ)広場で開かれた同党の「総結集全国同時集中遊説」には、権魯甲(クォン・ノガプ)顧問、文喜相(ムン・ヒサン)元国会議長ら党元老や朴映宣(パク・ヨンソン)元中小ベンチャー企業部長官、黄熙(ファン・ヒ)前文化体育観光部長官、韓貞愛(ハン・ジョンエ)前環境部長官など前政権の長官出身政治家らが総出動した。党のすべての資源を活用して激戦地である首都圏での支持層結集に出たのだ。

野党「正義党」も同日、ソウル市庁前広場で記者会見を行い、「正義党が独自の役割を果たすことができなかった。力不足だった」としつつも、「地方議会に女性、労働者、障害者、無住宅者、貧しい小市民の声が届くよう機会を与えてほしい」と訴えた。


イ・ユンテ記者 クォン・オヒョク記者 oldsport@donga.com