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尹政府の防疫支援に向けた実務接触通知文、北朝鮮が受け取り拒否

尹政府の防疫支援に向けた実務接触通知文、北朝鮮が受け取り拒否

Posted May. 17, 2022 08:55,   

Updated May. 17, 2022 08:55

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政府が16日、板門店(パンムンジョム)にある南北連絡事務所を通じて、新型コロナウイルス感染防止対策の協力をめぐる実務接触の提案が含まれた対北朝鮮通知文の発送を試みたが、北朝鮮側は受け取りの意思を明らかにしなかった。韓国政府の支援を受けない考えとみられる。通知文は、権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官名義で作成され、受信人は北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部部長。

 

通知文は、「北朝鮮側のオミクロン株の発生を受け、ワクチンをはじめ医薬品、マスク、診断キットなどを提供し、韓国側の感染防止対策の経験など技術協力を行う用意があることを明らかにし、南北間実務接触を提案する」内容だと、統一部は説明した。権氏は同日、就任の辞で、「医療、感染防止対策など人道的協力において政治状況に結びつけず、北朝鮮と条件のない協力をしていく計画だ」と明らかにした。

北朝鮮官営メディアによると、新型コロナウイルスの15日の発熱した感染者は39万2920人、死者は8人で、累計発熱者は121万3550人にのぼった。


申晋宇 niceshin@donga.com · 崔智善 aurinko@donga.com