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与党幹部「ネガティブとファクトチェックを区別」とし金建希さん検証続ける方針明確に

与党幹部「ネガティブとファクトチェックを区別」とし金建希さん検証続ける方針明確に

Posted January. 28, 2022 08:14,   

Updated January. 28, 2022 08:14

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与党「共に民主党」尹昊重(ユン・ホジュン)院内代表が、「ネガティブ選挙運動とファクトチェックは区別しなければならない」とし、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領選候補の妻、金建希(キム・ゴンヒ)さんに対する検証攻勢を継続することを予告した。「共に民主党」の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道(キョンギド)知事が前日、政治革新の一環としてネガティブを止めることを宣言したのとは違って、党としては尹錫悦氏と家族をめぐる論議を検証する方針を明確にしたのだ。

尹院内代表は27日、党政策調整会議で、「国会とメディアは、候補に対する徹底した検証と事実確認を通じて、国民に対する義務を果たさなければならない」とし、このように明らかにした。また、「例えばムーダン(シャーマン)と呪術をめぐる論議で、これまで金さんの話によると、司法試験、結婚などは巫俗(シャーマニズム)に任せた。また、検事総長の職務遂行もムーダンの意見を参考にして行った」とし、金さんに注目した。

「共に民主党」選対委政務室長の尹建永(ユン・ゴンヨン)議員も同日、MBCラジオ番組で、「ムーダンが陣営で日程とメッセージを思うままにするというのは検証対象だ」とし、「尹錫悦氏が(ムーダンをめぐる論議について)知らなかったと嘘をついてきた。卑怯であり国民は信頼できないだろう」と強調した。

これに対して「国民の力」は、李氏のネガティブ中止宣言は真正性のない「特有の見え透いた手」と批判した。同党の権寧世(クォン・ヨンセ)選挙対策本部長は同日、選挙対策本部・院内指導部連席会議で、「尹錫悦氏と妻の金さんに対して話にもならない攻勢を続け、『大庄洞(テジャンドン)問題』、『兄嫁への暴言』、『息子の賭博売春』に続き『斗山(トゥサン)建設特恵』疑惑まで提起されると、特有の見え透いた手を再び使った」と指摘した。選挙対策本部の金恩慧(キム・ウンヘ)公報団長も同日、YTNラジオ番組で、「『共に民主党』は今まで通りにすべきだ。ネガティブをしない振りをすることは、かえって不自然だ」と批判した。

「共に民主党」内でも、金さんに対するネガティブが行き過ぎれば逆効果になり得るという懸念の声も出ている。当選5回の重鎮である李相珉(イ・サンミン)議員は同日、CBSラジオ番組で、「周辺人物への攻撃を続けてもあまり効果はない」とし、「金さんに対しては批判と検証が必要な部分もあるが、尹錫悦氏本人(に対する検証)より比重を置いてはいけない」と指摘した。


姜聲煇 yolo@donga.com · 姜炅石 coolup@donga.com