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北朝鮮ミサイル発射は「攻撃行為」、バイデン政権が強硬対応を示唆

北朝鮮ミサイル発射は「攻撃行為」、バイデン政権が強硬対応を示唆

Posted January. 20, 2022 08:26,   

Updated January. 20, 2022 08:26

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バイデン政権が、北朝鮮の相次ぐミサイル挑発を「攻撃」行為と規定し、強硬対応を示唆した。米国は、北朝鮮のミサイル発射への対応を協議する国連安全保障理事会の緊急会合を要請した。

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は18日(現地時間)、米紙ワシントンポストとのオンライン対談で、「私たちは北朝鮮に対して圧力を高めていく」とし、「北朝鮮の攻撃は安保理決議違反」と強調した。米国防総省のカービー報道官は同日、記者会見で、北朝鮮の発射実験を過小評価しているのではないかという質問に、「非常に真剣に受け止めている。過小評価はしていない」と述べた。

外交筋と米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米国は同日、北朝鮮のミサイル発射と関連して、20日午後に国連安保理緊急会合を開催することを要請した。英国、フランス、アイルランド、アルバニア、メキシコもこれに参加した。

北朝鮮は今年に入って4回のミサイル試射を強行した。今月5日と11日には「極超音速ミサイル」と主張する弾道ミサイルを発射し、14日と17日にも発射を実施した。国連安保理は10日、北朝鮮のミサイル発射への対応を協議する会合を開いた。会合の直前には米国、英国、フランスなど6ヵ国の国連大使が集まって、北朝鮮に対する非難声明を発表した。

北朝鮮の極超音速ミサイル発射後に米国が独自の制裁対象に含めた北朝鮮国防科学院所属の5人が、安保理制裁対象に追加されるかどうかも20日に決定される。米国がこの5人を安保理制裁リストに含めることを国連に提案した状態だ。20日午後3時(現地時間)、中国とロシアを含む15の安保理理事国の中で反対がなければ、安保理制裁対象に含まれる。


兪載東 jarrett@donga.com