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北朝鮮がまたもミサイル発射、今年4回目

北朝鮮がまたもミサイル発射、今年4回目

Posted January. 18, 2022 08:30,   

Updated January. 18, 2022 08:30

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北朝鮮が17日、再び東海(トンヘ・日本海)に向けてミサイル2発を発射した。今年に入り4回目のミサイル挑発だ。5日と11日に慈江道(チャガンド)付近で極超音速ミサイル、14日には平安北道義州(ピョンアンプクト・ウィジュ)で鉄道機動ミサイル連隊の短距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮は、今回は平壌(ピョンヤン)で短距離弾道ミサイルを発射し、北朝鮮全域で「対南戦術核兵器攻撃」が可能ということを対内・対外にアピールした。

同日、合同参謀本部によると、「北朝鮮版イスカンデル(KN23)」と推定される短距離弾道ミサイル2発は午前8時50分と54分頃、平壌の順安(スンアン)飛行場付近から北東方向の東海に向けて発射された。このミサイルは高度42キロで、380キロ飛翔し、咸鏡北道舞水端里(ハムギョンプクト・ムスダンリ)沖の無人島に命中したという。KN23は、下降して低高度で飛行し、急上昇する「プルアップ起動」をするため迎撃が難しい。

 

軍は、北朝鮮が短距離弾道ミサイルの連続発射能力や正確性をテストするために今回の発射実験を行ったものと見ている。公式に平壌付近での試射が確認されたのは、2017年の中長距離弾道ミサイル(IRBM)「火星(ファソン)12」の挑発以来4年4ヵ月ぶり。

 

大統領府は同日、北朝鮮の挑発を受けて、徐薫(ソ・フン)大統領府国家安保室長を中心に国家安全保障会議(NSC)常任委員会緊急会議を開き、「非常に遺憾な状況」と明らかにした。


申晋宇 niceshin@donga.com