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70代のスプリングスティーンの昨年収入7000億、「ポップスター1位」

70代のスプリングスティーンの昨年収入7000億、「ポップスター1位」

Posted January. 17, 2022 08:50,   

Updated January. 17, 2022 08:50

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米ロック界の「ザ・ボス」ことブルース・スプリングスティーン(72・写真)が、2021年に世界で最も稼いだミュージシャンとなった。

米音楽誌「ローリング・ストーン」は14日(現地時間)、「2021年世界で最も稼いだミュージシャントップ10」を発表した。1位を占めたスプリングスティーンの昨年の年収は5億9000万ドル(約7080億ウォン)だった。

70代のスプリングスティーンが現役のポップスターを抜いて1位になった秘訣は、「楽曲の権利売却」。昨年12月、スプリングスティーンは自身の全ての楽曲の権利を大手音楽会社ソニー・ミュージックに売却した。売却額は5億5000万ドル(約6545億ウォン)。

今回発表されたトップ10のうち6人も、楽曲の権利売却によって大きな収入を得た人々。ポール・サイモン(3位・2億6000万ドル)、ライアン・テダー(5位・2億ドル)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(6位・1億4500万ドル)らは、楽曲の権利を大手レコード会社や音楽著作権投資会社に売却した。

著作権の売却でなく事業やレコード販売で名を連ねた歌手は、ジェイ・Z(2位・4億7000万ドル)、法的にYe(イェ)に改名したカニエ・ウェスト(4位・2億5000万ドル)、テイラー・スイフト(10位・8000万ドル)の3人だけだった。

同誌は、新型コロナウイルスの感染拡大で、ミュージシャンが舞台に立つ機会が減少したため、楽曲の権利売却による収入が目立ち、このような現象が起こったと紹介した。メディアは、「驚くべきことにパンデミックに強い(pandemic-proof)職業は『ロックスター』だ」と評価した。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com