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新たな変異株、WHOが専門家会議を開催

新たな変異株、WHOが専門家会議を開催

Posted November. 27, 2021 08:35,   

Updated November. 27, 2021 08:35

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新型コロナウイルスのデルタ変異株よりも潜在的危険性が大きな変異株「Nu」(B.1.1.529)が、南アフリカでの出現確認から2週間で爆発的に広がっている。世界保健機関(WHO)は26日(現地時間)、新たに発見された変異株を「注目すべき変異株」か「懸念される変異株」に指定すべきか検討するために専門家会議を行った。この変異株は最近、香港に上陸した直後に2次感染を起こし、懸念が強まっている。

 

英紙フィナンシャル・タイムズなどによると、南アフリカ共和国の新型コロナウイルスの新規感染者数が2週間で12倍以上増加したのは新たな変異株の感染拡大によると、現地保健当局は見ている。最大都市ヨハネスブルクなどでは24日、新規感染者の9割が新たな変異株に感染したことが遺伝子分析の結果、確認された。11日に隣国のボツワナで感染者が初めて確認されてから約2週間で、新たな変異株が南アフリカ共和国に広がっているのだ。同紙は、「南アフリカ共和国で、新たな変異株の拡散速度がデルタなど他の変異株よりも速いと伝えた。南アフリカ共和国から香港に入国した感染者が、隔離中だったホテルの客室の向かいの部屋の旅行客に感染させたと、ブルームバーグ通信は25日、伝えた。

新たな変異株の感染拡大に対する憂慮で、アジア主要国の証券市場は一斉に下落した。26日、KOSPIは前取引日に比べて1.47%(43.83ポイント)下落の2,936.44で取引を終えた。日経平均株価も2.53%急落し、上海総合指数は0.56%下落した。香港証券市場も2%以上、下落した。


趙鍾燁 jjj@donga.com · 朴民優 minwoo@donga.com