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時価総額1兆ドルのテスラ、株価は12%上昇

時価総額1兆ドルのテスラ、株価は12%上昇

Posted October. 27, 2021 08:25,   

Updated October. 27, 2021 08:25

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米電気自動車メーカー・テスラが、「時価総額1兆ドル・クラブ」入りを果たした。株価も1株=1000ドルを超え、いわゆる「千スラ」の境地にも上がった。

25日(現地時間)、米ニューヨーク証券市場でテスラの株価は前営業日より12.66%高騰の1株=1024.86ドルで取引を終えた。株価が上がり、時価総額も1兆100億ドルまで上がった。22日に900ドルの大台を突破したテスラは、これで「900スラ」に乗ってから1日後に株価1000ドル時代を切り開いた。

現在の時価総額で1兆ドルを超える企業はアップル(2兆4600億ドル)、マイクロソフト(MS・2兆3100億ドル)、グーグル親会社のアルファベット(1兆8400億ドル)、アマゾン(1兆6800億ドル)で、すべて巨大情報技術(IT)企業だ。

テスラは、自動車メーカーとしては初めて、「1兆ドルクラブ」入りを果たした。テスラの時価総額はジェネラルモーターズ(GM)、トヨタ、フォード、フォルクスワーゲン、BMW、ホンダなど、他のグローバル自動車メーカーの時価総額を合計したものより多い。同日の株価急騰で、テスラ最高経営者(CEO)イーロン・マスクの持分(23%)の価値も2300億ドルに跳ね上がった。

テスラの株価が大幅に上昇したのは、レンタカー会社「ハーツ」の購買契約によるところが大きい。ハーツは同日、来年末までにテスラの「モデル3」電気自動車10万台を購入すると発表した。ハーツのマーク・フィールズ臨時CEOは、ロイター通信に「電気自動車はもはや主流」とし、「これに対する全世界の需要と興味が高まっていることを、我々は目にし始めている」と語った。


兪載東 jarrett@donga.com