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SKが向う3年間2万7000人を新規採用へ、崔泰源会長と金富謙首相が会合して発表

SKが向う3年間2万7000人を新規採用へ、崔泰源会長と金富謙首相が会合して発表

Posted October. 26, 2021 08:56,   

Updated October. 26, 2021 08:56

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SKグループは、若者の雇用拡大に向け、今後3年間で2万7000人を新規採用する。当初、年間6000人程度だった採用計画を約50%増やした規模だ。

金富謙(キム・ブギョム)首相と崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長は25日、京畿道利川市(キョンギド・イチョンシ)のSKハイニックス利川キャンパスで懇談会を開き、このような内容を発表した。今回の会合は金首相が推進している「青年希望ON」プロジェクトの一環として、政府と企業が協業して、青年失業の解決策を模索するために開かれた。

この席でSKは今後、バッテリー、半導体、バイオなどの先端産業分野を含めた採用計画の拡大を発表した。「青年ハイファイヴ(Hy-Five)インターンシップ」プログラムを通じて、3年間、毎年400人ずつ計1200人の優秀人材の育成にも寄与すると発表した。

また、△就職に困っている若者を対象に専門職業人教育を支援する「SKニュースクール(NEW SCHOOL)」プログラム、△若者の社会的企業育成のための「ルーキー(LOOKIE)」、△障害者の若者を対象とした情報技術(IT)教育を支援する「SIAT」プロジェクトなど、社会貢献活動も継続していく。

SKによると、ニュースクールは現在まで累積卒業生544人を輩出しており、この5年間の平均就業率は93%を達成した。サークルの形で行われるルーキーは、主要30校あまりの大学で約1万人が参加しており、実際には6件の起業につながっている。2017年から障害者雇用公団と運営してきたSIATは、昨年まで平均就業率が87.7%を達成したと、SKは明らかにした。

金首相は青年希望ONプロジェクトのため、先月7日に具鉉謨(ク・ヒョンモ)KT代表、先月14日に李在鎔(イ・ジェヨン)三星(サムスン)電子副会長、今月21日に具光謨(ク・グァンモ)(株)LG代表などと会合した。「青年希望ONプロジェクト」を通じて、向こう3年間、大企業が約束した雇用が10万件を突破したと首相室は明らかにした。金首相は近いうちに、現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長とも会うものと見られる。

金首相は同日の懇談会での冒頭発言で、「SK(株)が大韓民国のESG経営を先導しているが、今日発表された採用とインターンシップの運営計画にも、SKらしい大きな決断と抱負が込められている」とし、「就職難に陷った韓国青年たちに大きな希望になるだろう」と感想を伝えた。


郭道英 now@donga.com