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「独島が竹島?」安重根義士の怒号

Posted October. 25, 2021 08:27,   

Updated October. 25, 2021 08:27

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「苦労して国を守った独立活動家が今の独島(ドクト)の表記の誤りを知れば、どれほど嘆くだろうか」

25日、「独島の日」を迎え、イ・ジェソク広告研究所がサイバー外交使節団「バンク」とともに海外サイトの独島、東海(トンへ)の誤記を正すための市民参加を求める国内外キャンペーンを行う。今回のキャンペーンは、抗日独立運動の象徴的な人物である安重根(アン・ジュングン)、尹奉吉(ユン・ボンギル)、柳寛順(ユ・グァンスン)烈士がポスターに登場し、スマートフォンやコンピュータを持って「世界各地の独島、東海の誤記を発見して是正しよう」というメッセージを伝えるなど、異色の方法で行われる。

市民がスマートフォンなどを利用してポスターにあるQRコードをスキャンすれば、すぐにバンクのサイトにつながり、独島、東海の誤記の情報を提供し、是正を要請する方法の案内を受ける。広告を制作したイ・ジェソク代表は、「海外サイトの誤記の情報を伝えて正すことが、100年前の独立活動家のように国を守る意味ある市民参加というメッセージを伝えたくて、烈士をモデルにした。独島は韓国の領土だと単に叫ぶより、具体的な解決方法を提示したかった」と説明した。

バンクは、世界各地の国際機構や政府、グーグルなどポータルサイトに東海は日本海、独島は竹島と誤って表記されたインターネットの地図を使っているケースが依然として多く、市民の積極的な参加が必要だと強調する。最近、国連が全世界を対象に運営する地理情報サイト内の地図で東海を「日本海」と単独表記してきたことが明らかになり議論を呼んだ。

このキャンペーンは、バンクとイ・ジェソク広告研究所のオンラインサイト、SNS、オフラインポスターなどで行われる。


キム・ユンイ記者 yunik@donga.com