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松島バイオクラスター2を倍以上拡大

Posted October. 22, 2021 08:21,   

Updated October. 22, 2021 08:21

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7月、政府の「バイオラボハブ」を誘致した仁川(インチョン)が、松島(ソンド)国際都市のバイオクラスターの規模を大きく拡大する。仁川経済自由区域庁は、松島11工区、35万7000平方メートルの1筆地を次世代ワクチンと治療剤などの先端医薬品製造施設を誘致するための用地として供給する計画だと、21日発表した。

仁川経済庁は、来月30日まで事業提案書を受け取った後、12月10日に優先交渉対象者選定のための評価委員会を開く予定だ。優先交渉対象者は、3カ月間の交渉を経て土地売買契約を結ぶ。

これに先立って、仁川経済庁は2019年6月、バイオ産業育成のために産業通商資源部の開発計画変更承認を受けた。昨年9月に作った「松島バイオクラスター拡大造成基本計画」に基づき、11工区の該当敷地にバイオ医薬品製造業分野の研究開発および製造施設を誘致する計画だ。

松島国際都市は現在、モデルナワクチンを委託生産する三星(サムスン)バイオロジックスをはじめとするバイオ・ヘルスケア分野の研究・製造・サービス企業60社余りが入居している。SKバイオサイエンスも来年、本社とワクチンの研究開発施設を松島に着工する。

仁川市と仁川経済庁は、松島4、5工区の92万平方メートルに造成されたバイオクラスターを松島11工区で連結し、計200万平方メートルに拡大する。これを通じて、バイオ関連企業の雇用人員を既存の5000人から2万人まで増やす計画だ。


車埈昊 run-juno@donga.com