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現代自の欧州市場シェア、先月に11%で3位

現代自の欧州市場シェア、先月に11%で3位

Posted October. 19, 2021 08:58,   

Updated October. 19, 2021 08:58

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先月、欧州市場で売れた車のうち10台に1台が、現代自グループの車であることが分かった。車両向け半導体の需給難により、世界自動車メーカー各社の欧州市場での販売台数が大幅に減少した現状の中、現代自は相対的に善戦したという評価が出ている。

18日、欧州自動車製造協会(ACEA)によると、先月、欧州連合(EU)、欧州自由貿易連合(EFTA)、英国など欧州全域で販売された乗用車は97万2723台で、このうち11.1%の10万8344台が現代自グループの車だった。起亜(キア)は9月に5万6090台、現代自は5万2242台が販売された。現代自グループブランドの9月のシェアは、フォルクスワーゲングループ(21.3%)、ステランティス(18.4%)に次ぐ3位となった。現代自に続くのは、ルノー(9.9%)やBMW(7.0%)、トヨタ(6.8%)などの順だった。

このような結果は、車両向け半導体不足の影響を受け、自動車メーカーの大半が最悪の販売低迷の中で上げた成績であり、注目を集めている。該当地域での9月の新車販売台数は、前年同期比25%減少し、シェアトップのフォルクスワーゲングループの販売台数は、同期間29.7%減少した。一方、現代自グループは6.9%増加し、該当地域で唯一販売台数が伸びた。

現代自グループの善戦は、主力車種のツーソンやシード、スポーテージはもとより、電気車やハイブリッド車など、エコカーの人気が全般的に高まった影響を受けている。また、ライバル会社各社の生産支障による短期間の成果かもしれないという指摘もなくはない。


李建赫 gun@donga.com