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李在明氏「民主党はワンチームが伝統」、議員たちに90度のお辞儀

李在明氏「民主党はワンチームが伝統」、議員たちに90度のお辞儀

Posted October. 16, 2021 09:06,   

Updated October. 16, 2021 09:06

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与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)大統領候補は15日、国会で開かれた同党の議員総会に出席し、「民主党は『ワンチーム』の伝統を持っている」とし、結束を呼びかけた。議員総会は、李候補と議員の初の挨拶を兼ねた席で、李候補が10日に大統領候補に選出されて5日後に開かれた。

李候補はこの席で、「私たちは小さな差を越え、競争期間の小さな対立を越え、それをむしろエネルギーにしてもっと大きな力で勝利の道に進む」と強調した。予備選挙で起こった李洛淵(イ・ナクヨン)前代表側との感情争いに対して、和合のジェスチャーを示したのだ。また、「私たちは違いを恐れる傾向があるが、コンクリートになるにはセメントだけでは不可能だ」とし、「少しずつ認め合い、尊重し、共にする時、1プラス1は2ではなく3になり、4になって大きな力になる」と述べた。

李候補は、李前代表が予備選挙の結果を受け入れた日(13日)に電話をかけたことも明らかにした。李候補は、「参謀らは実務的に調整した後に電話をするのがいいと言ったが、私は考えが違い、一昨日(13日)電話を差し上げた」とし、「受けないと思ったが、しばらくして折り返し電話があり、党のために私たちが何をすべきか話され、激励の言葉もあった」と話した。また、「国政監査が終われば、一度会って今後どうするか相談しようと言われた」とし、「品格と懐の広さに心から感動した。今後、民主党のすばらしい元老として、重鎮として、多くの政治経験を持つ先輩として、教えを受け、共にする」と強調した。

 

李前代表の支持者をインターネット掲示板「イルベ(日刊ベストストア)」に例え、物議を醸した宋永吉(ソン・ヨンギル)代表も同日、頭を下げ、「ワンチーム」で結束する必要性を強調した。

宋氏は同日、最高委員会議で、「昨日、李前代表に電話を差し上げ、励ましの言葉をかけ、話も聞いた」とし、「支持者の傷と喪失感に対しても、慰めの言葉をかけたい。一部極端なやり方を指摘した時に不適切な比喩と表現があった」と謝罪した。

議員総会には、全体議員169人のうち国政監査などで参加できない議員を除く約120人が出席した。出席者は、李候補が入場すると、拍手と歓呼で歓迎し、李候補は約15分間の演説を終えた後、議員に3回、90度お辞儀した。会議場を出て行く時は、議員一人一人と握手し、言葉を交わした。特に、李洛淵陣営共同選対委員長を務め、李在明氏の拘束の可能性に触れた薛勲(ソル・フン)議員と会うと、両手を広げて抱擁した。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com