Go to contents

スクールゾーン内の全ての道路で駐停車を全面禁止

スクールゾーン内の全ての道路で駐停車を全面禁止

Posted October. 14, 2021 08:14,   

Updated October. 14, 2021 08:14

한국어

今月21日から子ども保護区域(スクールゾーン)内の全ての道路で、車両の駐停車が禁止される。

13日、警察、ソウル市などによると、道路交通法施行令の改正を受け、21日からスクールゾーン内の全ての道路で車両の駐停車が禁止となる。特に、集中取締りを行う午前8時~午後8時にスクールゾーン内で駐停車をして摘発されれば、一般道路の3倍にあたる12万ウォン(乗用車基準)の罰金を払わなければならなくなる。

これまではスクールゾーンの中の黄色い実線がある道路周辺に駐停車した場合に限って、取り締まりの対象だった。5月、道路交通法の施行令が改正され、黄色い実線の有無とは関係なく、スクールゾーン内の駐停車は全て認められなくなる。

スクールゾーンの始点と終点、2つの道路が交わる交差点などには、「子ども保護区域表示板」が設置されている。道路の床にも一定間隔ごとに案内標識がある。

通学距離が遠かったり、やむを得ず車両を利用して登下校しなければならない子供のために、「子供保護区域の通学車両安心乗下車ゾーン」が運営される。学校の正門や裏門の近くに、青色の案内表示板が設置された所でのみ停車可能で、5分を超えてはならない。ソウルの場合、全スクールゾーン1741カ所のうち201カ所に設置される。

ソウル市の関係者は、「ドライバーたちは、周辺に小学校や幼稚園、保育園、塾などがあれば、道路に設置された子供保護区域の案内標識を十分に確認し、安心乗下車ゾーンはほとんど2、3台しか停車できないほど短いので、利用を最小化してほしい」と話した。


朴昌圭 kyu@donga.com