Go to contents

最高裁、「排出ガス認証改ざん」の韓国日産に罰金1000万ウォン

最高裁、「排出ガス認証改ざん」の韓国日産に罰金1000万ウォン

Posted August. 04, 2021 08:16,   

Updated August. 04, 2021 08:16

한국어

 

排出ガス認証書類を改ざんした罪で裁判にかけられた日系自動車メーカー「韓国日産」に、罰金1000万ウォンが確定した。最高裁判所3部(主審=盧泰嶽最高裁判事)は3日、自動車管理法違反などの罪で起訴された韓国日産の上告審で、罰金1000万ウォンを言い渡した原審を確定したと発表した。

韓国日産は2012~2015年に中型セダン「インフィニティQ50」などの認証を受ける過程で、実際の試験を行わずに他社の排出ガスの試験成績書を入れて環境部に提出したとして起訴された。1審は韓国日産の罪を認め、罰金1500万ウォンを言い渡したが、2審は犯行当時の罰金限度を適用すべきだとし、1000万ウォンへと引き下げた。二審の裁判部は、「韓国日産は自動車の性能を輸入会社が独自に検査する『自己認証制度』に対する社会的信頼を傷つけた」と指摘した。


シン・ヒチョル記者 hcshin@donga.com