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8人家族が一間の部屋で暮らした金範洙氏が韓国最高の富豪になった

8人家族が一間の部屋で暮らした金範洙氏が韓国最高の富豪になった

Posted July. 31, 2021 08:41,   

Updated July. 31, 2021 08:41

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カカオ創業者の金範洙(キム・ボムス)カカオ取締役会議長(55)が韓国最高の富豪になったと、米ブルームバーグ通信が29日(現地時間)報じた。

ブルームバーグ長者番付指数(BBI)によると、金議長は135億ドル(約15兆5000億ウォン)の純資産を保有し、123億ドル規模の純資産を持つ三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を抜き、韓国トップの座についた。

金融監督院によると、金議長はカカオの筆頭株主で、14.12%(約9兆2254億ウォン)の持分を持っている。金議長は、カカオの2大株主(11.22%)のケイキューブホールディングスの株式100%を保有している。李副会長は、三星電子(0.7%)、三星物産(17.33%)、三星生命(0.06%)などの持分を保有している。

金議長の持分の評価額は、カカオ株価の高騰を受け、大幅に上昇した。カカオの株価が年明けから91%上昇し、財産規模は60億ドル以上膨らんだ。カカオは、モビリティやゲーム、ショッピングなど、事業分野を攻撃的に増やしてきた上、カカオゲームズの上場などで系列会社の企業価値が高まり、株価が上昇した。

ブルムバーグは、幼少時代、8人家族が一間の部屋で暮らしたほど貧しかった金議長が、自力で一家を成し、韓国最高の富豪になったことに注目した。金議長は今年初め、財産の半分以上を社会問題の解決のために寄付すると明らかにし、先月、非営利財団「ブライアン・インパクト」を設立した。


チョン・ナムヒョク記者 クァク・ドヨン記者 forward@donga.com · now@donga.com