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半導体対策に続く「Kバッテリー戦略」、政府が来月8日発表

半導体対策に続く「Kバッテリー戦略」、政府が来月8日発表

Posted June. 25, 2021 08:27,   

Updated June. 25, 2021 08:27

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政府は7月初めにLGエネルギーソリューション、三星(サムスン)SDI、SKイノベーションなどとともに「Kバッテリー戦略報告大会」(仮称)を開き、バッテリー産業生態系育成の総合対策を発表する。Kバッテリーの生態系育成に向けた官民協力案と共に、バッテリー3社の中長期的投資戦略などが発表される見通しだ。

24日、複数の財界関係者によると、政府は来月8日、LGエネルギーソリューションの梧倉(オチャン)工場で、「Kバッテリー戦略報告大会」を開くことを決め、バッテリー3社にこのような内容を伝えた。同日の行事には、LGエネルギーソリューションの金鐘現(キム・ジョンヒョン)社長、三星SDIの全永鉉(チョン・ヨンヒョン)社長、SKイノベーションの金俊(キム・ジュン)総括社長が出席する予定だ。

これに先立って先月、三星電子平沢(ピョンテク)キャンパスで開かれた「K半導体戦略報告大会」のように、韓国バッテリー産業を跳躍させる官民パートナーシップが発表されるとの見通しが出ている。△政府のバッテリー産業人材育成および研究開発予算支援案、△バッテリー産業インフラおよびインセンティブ案、△バッテリー3社の次世代バッテリー研究開発(R&D)および投資計画などが提示されるという。財界関係者は「Kバッテリー産業の競争力確保のためのバッテリー3社の包括的協力メッセージが出る可能性もある」と話した。

LGエネルギーソリューションや三星SDI、SKイノベーションは、中国CATL、日本のパナソニックと全世界のバッテリー市場を巡り、激しい競争を繰り広げている。ドイツのフォルクスワーゲンや米ゼネラルモーターズ(GM)、フォードなどの主要自動車メーカーと提携している。しかし、世界トップのCATLが巨大な中国内需市場を土台に事業を拡大している。パナソニックはテスラに集中的に供給するだけでなく、自国の自動車企業であるトヨタと合弁会社を設立するなど、日本国内の電気自動車同盟の動きも強まっている。

バッテリー業界の関係者は、「電気自動車のバッテリー販売から管理サービス、エネルギー貯蔵装置(ESS)などの再使用・リサイクルまで多様な事業分野で新規市場を創出し、付加価値を高められる多様な戦略が発表される見通しだ」と語った。


徐東一 dong@donga.com