Go to contents

駐韓米大使館が龍山に移転、光化門時代に幕下ろす

駐韓米大使館が龍山に移転、光化門時代に幕下ろす

Posted June. 25, 2021 08:27,   

Updated June. 25, 2021 08:28

한국어

駐韓米国大使館が1968年から50年以上いた光化門(クァンファムン)時代に幕を下ろし、龍山(ヨンサン)に移転する。

ソウル市は24日、「第11次都市・建築共同委員会で、龍山区龍山洞1街1-5番地に駐韓米大使館を移転する内容の地区単位計画区域および計画決定案を可決した」と明らかにした。これにより、昨年3月に発表された龍山への米大使館移転の必要な法的手続きを終えたことになる。

米大使館移転事業は、2005年に韓米政府が「駐韓米大使館庁舎の移転に関する了解覚書」を締結して始まった。その後11年にソウル市は米政府と「駐韓米国大使館建築関連了解覚書」を締結し、関連地区単位計画を立てる作業を進めてきた。

新しい米大使館は、地下鉄4号線淑大入口(スクテイプク)駅付近で、過去に米軍基地があった場所だ。24日に計画案が通過したことで、米大使館は高さ55メートル以下で最大12階建ての建物を建てることが可能になった。

光化門にある米大使館は1961年、米国際開発局の援助で建てられた。その後、駐韓米国援助使節団(USOM)などが使用し、68年に米大使館が入居した。光化門の敷地は現在、所有主が外交部になっている。ソウル市側は、「外交部との協議を通じて、今後の活用を模索する」とは話した。


姜昇賢 byhuman@donga.com