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SK総合化学、北米廃プラスチック会社の持分を10%取得

SK総合化学、北米廃プラスチック会社の持分を10%取得

Posted June. 24, 2021 08:04,   

Updated June. 24, 2021 08:04

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SK総合化学は23日、廃プラスチックの分解・リサイクル技術を保有する北米企業ループインダストリーズに5650万ドル(約642億ウォン)を投資して、10%の持分を確保したと発表した。

ループインダストリーズは、汚染されたペットボトルやポリエステルの廃繊維などを低温で化学的に分解して、純粋な原料状態に戻す技術を保有している。今回の投資を通じて、SK総合化学は該当技術を基盤にアジア地域内でのリサイクルペット製品の生産・販売の独占権を持つことになる。

両社は来年に合弁会社を設立し、2023年内に韓国内に年産8万4000トン規模の廃ペットを処理できる工場建設に着手する計画だ。2030年まで韓国をはじめ、アジア地域内の4カ所に再生ペットの生産設備を構築するのが目標だ。投資が完了すれば、アジア地域だけでも年間40万トン以上の廃ペットを処理できるものと見られる。これは、大韓民国で年間発生する廃ペットボトルの総量である30万トンをすべてリサイクルしても余る規模だと、SK総合化学は明らかにした。

これに先立って、SK総合化学は、もう一つの廃プラスチックリサイクル技術企業の米ブライトマークと技術協力および投資を推進する一方、国内の関連技術会社エコクリエーションにも持分投資を行った。SK総合化学のナ・ギョンス社長は、「今後も世界的なプラスチックリサイクル専門企業との協力を拡大し、地球規模の廃プラスチック問題の解決を先導していきたい」と語った。


郭道英 now@donga.com