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大統領府、青年秘書官に24歳の大学生抜擢

大統領府、青年秘書官に24歳の大学生抜擢

Posted June. 22, 2021 08:03,   

Updated June. 22, 2021 08:03

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が大統領府青年秘書官に「24歳大学生」のパク・ソンミン前与党「共に民主党」最高委員を、政務秘書官に議会活動経験のない46歳の金翰奎(キム・ハンギュ)前「共に民主党」法律報道担当を登用した。「当選0回」の36歳の李俊錫(イ・ジュンソク)氏が野党「国民の力」の代表に選出されて起こった与野党の政治革新競争が、大統領府の破格人事につながったとみられる。

朴炅美(パク・ギョンミ)大統領府報道官は21日、定例会見で、「パク青年秘書官は、懸案に対して自身の意見を所信をもって提起し、様々な声を注意深く傾聴するバランス感覚がある」とし、「若者の立場で若者の困難をよく理解し、若者と意思疎通して若者のための政策を作り、調整していく青年秘書官になると期待する」と述べた。

 

1996年生まれのパク氏は、2019年に同党の青年報道担当に抜擢された後、昨年李洛淵(イ・ナクヨン)党代表の時に最高委員を務めた。現在、高麗(コリョ)大学国語国文学科に在学中だ。初の大学生大統領府秘書官であり、最年少の秘書官だ。パク氏は、秘書官に在職する間、休学する予定だ。歴代の大統領府最年少秘書官は、金大中(キム・デジュン)政府の大統領府で35歳で秘書官を務めた張誠珉(チョン・ソンミン)元議員だった。大統領府はまた、青年政策調整業務を円滑に遂行するために、青年秘書官を政務首席秘書官の下に置くことを決めた。

金秘書官は、ソウル大学政治学科を卒業し、Kim & Chang法律事務所に所属する弁護士(司法試験41回)。昨年の総選挙で政界入りし、ソウル江南(カンナム)丙から出馬して落選した後、同党の法律報道担当を務めた。政務秘書官は、与野党国会議員など政界と意思疎通するポストなので、これまで議員経験者が主に務めてきたが、金氏は議会活動の経験がない。これに対して大統領府関係者は、「国会経験がない当選0回の野党代表もいる」とし、「(金氏が)国会議員として活動してはいないが、党をとても近くから見て、積極的な役割を果たしてきた。政務的な感覚が高い」と話した。

共に任命された李承馥(イ・スンボク)教育秘書は、延世(ヨンセ)大学教育学科出身で、行政試験(35回)を経て教育部大学学術政策官、報道担当、大学支援官、政策企画官などを歴任した。


黃炯? constant25@donga.com