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国民権益委員長、公正性指摘された「国民の力」不動産調査で「職務回避」

国民権益委員長、公正性指摘された「国民の力」不動産調査で「職務回避」

Posted June. 16, 2021 08:15,   

Updated June. 16, 2021 08:15

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全賢姫(チョン・ヒョンヒ)国民権益委員長が、野党「国民の力」所属議員の不動産全数調査に対する職務を回避することを決めた。当初、全氏は調査団長を務める意向を明らかにしたが、「調査の公正性と中立性を信頼できない」と野党が反発し、退くことになった。全氏は与党「共に民主党」出身だ。

全氏は15日、フェイスブックに、「『国民の力』調査の職務回避措置を取る」と明らかにした。そして、「責務を負う機関長として重大な責任を置いて苦慮した。意に反して、権益委の調査が政治的に偏向しているという誤解を防ぐため」と説明した。

「共に民主党」所属で第18、20代議員を務めた全氏は、これに先立ち、「共に民主党」所属議員の不動産取引全数調査では自ら関与しなかった。その後、非交渉団体5党の時も要請を受けて職務回避申請をしたが、「国民の力」の要請には「利害関係の申告および回避措置の対象ではない」とし、野党の反発を買った。

全氏は、野党に対して、早急な個人情報提供同意書の提出を求めた。そして、「(非交渉団体)5党は『共に民主党』と同様、調査依頼書提出と共に議員と家族の個人情報提供同意書を提出した」と述べた。11日に権益委に全数調査を依頼した「国民の力」は、後続措置で所属議員に個人情報提供同意書を受けていると明らかにした。


許桐準 hungry@donga.com